友人宅でたわいない話 年金も気になる

友人との時間

 

雨の中友人宅におじゃましました。

カレーをたくさん作ったからタッパー持ってくるように!

母親のように世話を焼いてくれる大切な友人です。

 

3年前に転職するまでは

自宅と会社以外どこにも出かける余力はありませんでした。

帰宅も9時10時は当たり前

食生活は荒れ果て、たまの休みは寝てばかり。

 

せっかく誘ってもらっても ごめん、たぶん無理だと思うとしか

返事はできずにそのうち疎遠になってしまった友人もいます。

今だ付き合ってくれている友人はホントにありがたいです。


たわいのない話から年金の話

 

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朝からの雨で洗濯物も部屋の中

色気のない景色ですが、うちも同じ。

入れてくれたお茶を頂きながら

昨日見たTVの話やら、最近太っただのと言いながら

毎度毎度、やっぱり年金の話になる。

 

年金もらう前に少しづつ受給年齢が上がっていく

じきに引き上げられて70才にされるんじゃないの?

ぶら下げたニンジンをスーッと引っ張り上げるみたいに。

引き上げるんなら働けるようにしてくれないとね。

 

政府が定年65才を全社義務化でもして

再雇用を受給年齢にまで引き上げるとか考えなきゃ

すぐ68才~70才受給開始になるのに、もう働くところもないよね~。

 

企業側もこのままでは中高年の採用はやりたがらなくなるだろうし

50代ではもう職にありつけないなんてことになりそう。

居座られるの警戒するから・・・・

 

就労場所の確保が先

 

そもそも年金は60才で受給開始のはずだった。

65才に引き上げられたとき、この5年間を埋めるのに

個人年金が相当売れていました。

今でも手を変え品を変え次々商品が出てきます。

 

それがまた受給年齢引き上げとなると

早めに準備した人でも空白ができてしまうし

準備がなければ60才の定年から8~10年、働くしかない。

ところが働く場所はない。

 

受給年齢引き上げばかりやってないで

国が仕事を作ってでも、企業に完全義務化させてでも

仕事ができるようにするのが喫緊の課題。

 

10年で年金受給資格ができるようになったけど

もっと問題が大きくなったんじゃないかと思う。

40年払い続ける人はまだいい。

それでも国民年金では生活はできないから

何らかの準備をしておかなければならない。

 

10年しか払えない状況になってしまう人をどうするつもりなんだろう。

福祉で面倒見るのは本末転倒だと思うんだけど・・

 

受給額の低さから10年で民間の個人年金に切り替える個人事業主は増えるでしょう。

財源がどんどんなくなっていく

こういう所きちんとクリアしてから引き上げればいいのに。

 

政府が分かってないはずはなく

きっと社会問題化して初めて深刻そうに取り組むんだろうなと

末端の国民は苦々しく思うところです。

 

親しい友人に会うと落ち着きます

 

特に変わったことがあるわけではないけれど

こういうあんまりうれしくない年金の話なんかしていても

気の置けない友人と会って話をすると

落ち着くというか安心するというかとても大切な時間です。

 

 

さんざん長話をして

帰りには3日分はありそうなカレーを持たせてもらった。

いつもの事ながら感謝。