恐竜博2019 行きたい! 

 恐竜博2019 絶滅種に会いたい

 

恐竜博2019のチケット販売開始

というメールが来ていました。

恐竜やマンモスといった絶滅種には

毎度のことながら反応してしまいます。

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モンゴルで発見されたデイノケウルスと

北海道のむかわ竜が今回の目玉。

 

7月13日(土)~10月14(月・祝)まで

上野の国立科学博物館で開催されます。

ちょうど夏休みの時期が入るので

図画工作の宿題が片付けられそう。

チケット事前に用意しないと

かなり並んでると思いますよ。

 

全長2.4メートルの両腕

 

デイノケイルスは

7000万年前の白亜紀

俗にダチョウ恐竜と呼ばれる

オルニトミモサウルス類に入ります。

 

1965年モンゴルのゴビ砂漠

2.4メートルもの両腕の化石だけが発見され

これには3本指だったと考えられる

カギ爪や両腕の基部となる肩帯が含まれていて

特徴から新種の獣脚恐竜だとわかりました。

 

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デイノケイルスは

ギリシャ語の恐しい手を意味します。

 

両腕だけしか見つかってませんでした。

 

全身骨格の発見 

2006年~2010年にかけての発掘調査で

最初の標本が発見された場所の近くで

2006年と2009年にそれぞれ1体の

骨格が発見されるまでのあいだ

長いこと謎の恐竜のままでした。

 

この発掘以外に

盗掘されて日本に密輸されていたものもあります。

現在はモンゴルに返還されていますが

調査対象とされ、その結果

2009年に発見された標本と同一ものと発表されました。

 

デイノケイルスの全長は11メートル

体重6.4トン

発見された頭骨から口ばしがあったようです。

 

今回、全身復元骨格が展示されます。

 

むかわ竜は実物の標本を展示

むかわ竜は

2003年、穂別町の堀田良幸さんが散歩の延長で

アンモナイトの化石が出ていた沢で発見し

そのまま穂別町立博物館に寄贈した

尾の一部が発掘のきっかけです。

 

2006年、鵡川町との合併により穂別町は廃止され

現在はむかわ町となっています。

 

発見場所がむかわ竜の由来です。

寄贈された博物館は

当初この化石を首長竜のものだと思い込み

倉庫に保管してしまいました。

 

2010年に首長竜の研究を依頼していたところ

化石が館長の思っていた首長竜ではなく

恐竜のものである可能性があるとして

小林快次さんに鑑定を依頼すると

恐竜の化石と鑑定されました。

 

むかわ町の公式サイトに経緯が詳しく載っています。

www.town.mukawa.lg.jp

 

ほぼ完全に近い標本 

 

全長およそ8メートル

今回の特別展には

実物の全身化石標本

全身復元骨格も同時に展示されます。

 むかわ町以外では初めてです。

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通常こんな風にまとまっては出ません。

恐竜の化石と言うのは

襲われたり、戦ったりして

全部そろっていることはまずありません。

むしろバラバラの方が圧倒的に多いんです。

 

全身まるごと土に埋もれるかして

地震地殻変動にも影響を受けず

発見されるのは奇跡。

 

5割ほどで全身骨格といわれるそうですから

骨の個数では6割、体積では8割を超える

と言うのは非常にめずらしい標本で

パーフェクト恐竜と呼ばれるところです。

 

他にも恐竜の絶滅から次の世代がどう始まったかなど

研究紹介もあるようです。

 

ナイトミュージアムの企画もあり。

7月 24日(水) 31日(水)

8月 7日(水)  21日(水) 28日(水)

18:00~20:30(最終入場は20:00)

お盆はやってないから注意して。

 

東京を離れてしまったので以前のようにはいきませんが

3ヶ月もやってるからどこかで機会を作れるといいな。